日本発達障害学会第57回研究大会

ご挨拶

日本発達障害学会第57回研究大会は、本学会理事会の主催でオンラインにて開催することとなりました。理事会開催とさせていただいたのは、コロナ禍において様々な制約が生じたなかでも、理事会自らが中心となって現在の発達障害研究の到達点を示し、次の一歩を切り拓く歩みを確かなものにしていきたという決意を表したいと考えたことによります。このような想いから、大会の研究テーマを「発達障害に関わる研究のこれまでの到達点と次の一歩にむけて」といたしました。

これまで、本学会は、医療、教育、福祉、労働と多様な分野の方々が参加し、学際的な研究に取り組み、一定の成果をあげてきました。こうした異なる専門性を有する方々の交流が長年に渡り継続されているのは、発達障害に取り組む学会のなかでも本学会の特徴と言えるのではないでしょうか。今大会においても、こうしたさまざまな分野で活躍する第一線の研究者、実践者に話題提供をいただき、議論する機会を設け交流を深めていただきたいと思っています。

本学会は、国際知的・発達障害協会(IASSIDD)の日本支部としての役割を担っています。IASSIDDは、本年度から、会場における大会開催という従来の会議モデルのほかに、年間を通して毎月1回のバーチャル・カンファレンスを開催しています。これは、コロナ禍においても、知的障害や発達障害のある人たちに関わっている人たちが、年間を通し、世界中どこからでも参加し、意見交換や学びを行うことができる場を提供するという新たな取り組みと思われます。私たちも、コロナ禍で始まった学会のオンライン開催の形態を積極的に活用し、1ヶ月間、オンデマンド形式で大会プログラムを発信することで、みなさまにいつでもどこからでも参加できる大会の実現に向けて準備をしています。

多くの方々に第57回研究大会にご参加いただき、発達障害にかかわる研究、実践の次の扉を一緒に拓いていきたいと思っております。

日本発達障害学会第57回大会 理事会大会実行委員長
宮本信也

ページの先頭へ